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執筆者の写真新聞委員会 亜細亜大学

コロナ禍の中卒業式挙行

 新型コロナウイルスにより、この1年、様々な催しが本学でも中止になった。

 特に大きな催しである卒業式や入学式も例外ではなく、令和元年度卒業式や令和2年度入学式は中止になり、涙を呑んだ学生も多い。


 そんな中、令和2年度卒業式は挙行された。



 卒業式といえば、晴れやかな着物姿や眩しいスーツ姿の学生が体育館にたくさん集い、賑やかに執り行われるものであるが、昨今の社会情勢上、そんのような大がかりな式典はなく、学内のごくわずかに広い一室にて、各学部代表者や褒章者等の限られた一部の出席者のみが参加する形となった。


 なお、式典に出席しない学生は、指定の教室にてライブ配信で式典の様子を視聴でき、後日、学位記等が郵送される。


 ある学生は、「友人と一緒に行くつもりだったが、友人は両親に参加を呼び止められ、とても悲しそうにしていた。正直、私も寂しい。」という。


別れの広場は

また、本学の卒業式後といえば、1年生時の出会いの広場に相対的立ち位置の、別れの広場がある。

別れの広場は、豪華景品の当たる抽選会や、バーテンダーによるカクテルパフォーマンス、高級食材のおいしい食事など、様々な催しで盛り上がりを魅せる、学生最後のイベントとしてふさわしい賑やかなものであるが、今年度は開催とならなかった。

別の学生は、「実は卒業式自体よりも別れの広場が一番楽しみにしていた。先輩方からはとても楽しいイベントだと聞いていただけに残念だ。」という。


間もなく訪れる新年度の4月3日には今年度は執り行われなかった入学式が行われる。

この入学式では、今年度の入学生(現1年生)の入学式典も行われ、午前の部第1部、第2部に執り行われる。学生は、指定の教室にて式典の様子をライブ配信で視聴する。

また、午後の部第1部、第2部では令和3年度入学生の入学式が行われる。


今年度入学式ができなかった学生にとってはいい催しとなるだろう。

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